冬になると光熱費が高くなる。節約したいけど寒いのは勘弁…という寒がりな人に、
冬の光熱費節約のコツをご紹介したいと思います。
はじめに
まずはこちらをご覧下さい。

5人家族である親父ん家の場合、1年でもっとも光熱費がかかるのが冬です。
まず風呂につかるのが寒い時期だけなので、冬になると風呂をためるために水道代が上昇。それに伴い風呂を沸かすための灯油代が上昇。ストーブも付けまくっていたので灯油代がさらに上昇。エアコンで暖房も付けるため、電気代も夏場と変わらないですね。

田舎の山奥に住んでるやで。
暑いのは耐えられるけど、寒いのはとにかく苦手!という人は多いでしょう。
そんなあなた、冬の光熱費は多少上がっても仕方がない。と諦めていませんか?
上のグラフが2018年度の光熱費の推移になりますが、
とある工夫により、2019年度はこうなりました。👇

ちょっと節約してますね。
具体的に見てみましょう。
2018年度 | 2019年度 | 差 | |
電気代 | 135,561円 | 120,438円 | ー15,123円 |
灯油代 | 129,780円 | 108,604円 | ー21,176円 |
水道代 | 135,056円 | 135,546円 | +490円 |
ガス代 | 32,494円 | 33,019円 | +525円 |
計 | 432,891円 | 397,607円 | ー35,284円 |

年間で約35,000円の節約に成功しました。
理由は簡単、冬場寒くてガンガンつけていたストーブの使用頻度を落とし、エアコンによる暖房も極力使わない。たったこれだけ。

いやいや…それって寒いのをひたすら我慢しただけじゃないの?

うむ。どうしてもの時はストーブもエアコンも使ったし、子供も妻もいるのにひたすら我慢などせん!今回は、過ごしやすさはそのままに、冬の光熱費を節約するコツを紹介していくぞ!
ぜひ最後まで読んで、試してみて下さい。
すぐできる!冬の簡単節約術!
今回ご紹介するのは、冒頭でお伝えした節約を実現させた方法で、
ストーブやその他暖房器具に依存しすぎず効率より温まるポイントを解説していきます。
全部で7つ!
◎ なるべく着るもので温度調節をする
◎ 温める範囲をできるだけ狭くする
◎ 保温機能は必要なときのみ
◎ 湿度を上げる工夫をする
◎ 家族仲よく過ごしましょう
◎ 家族で節電習慣を身につける
それではいってみましょう。
寒くなったら窓からの冷気をチェック

せっかく温めた部屋も窓対策がされていないと、窓から外気がガラスを通して入ってきます。それと同時に、部屋の温かい空気が逃げてしまい、どんなに暖房設備の設定温度を上げたところで、部屋が温まらない。という事例もあるそうです。 部屋の窓にしっかりと厚手のカーテンがすき間なくかかっているか確認してみましょう。もし厚手のカーテンがかかっていないようなら、早いうちに掛け替えておきましょう。カーテンの丈が足りず、どうしてもすき間が生じるようなら、丸めたバスタオルやクッション等で塞いでみて下さい。まずは部屋の中を冷やしてしまう原因がないか確認しましょう。
なるべく着るもので温度調節をする

肌寒いと感じても、ずぐに暖房をつけたり設定温度を上げるのではなく、まずは着るもので調整してみましょう。上に1枚羽織るなり、靴下やスリッパを履いたり、厚手のズボンを履くなど工夫してみて下さい。靴下だけもかなり違いが出ますよ。首元の冷えが気になるようならネックウォーマーで温めたり、そもそもインナーウェアとしてヒートテックを上下着用するのもよいでしょう。
温める範囲をできるだけ狭くする

暖房器具を使用する際は、温める範囲が狭ければ狭いほど省エネにつながります。扉は開けっ放しにしないで必ず閉めるだとか、なるべく狭い空間になるよう意識してみましょう。ちなみに、 この観点において冬の暖房器具でおすすめなのがコタツです。とにかく狭い範囲を温めるものなので、部屋全体を温めるよりもエネルギーは少なくて済みます。さらにコタツの敷物には断熱シートを追加したり、コタツ布団は中がけと上がけをプラスすることで、さらに熱を逃がさず省エネになります。

親父が特におすすめするコタツを記事の下の方で紹介するぞ!
保温機能は必要なときのみ

具体的な例で説明します。どんなに寒い時でも便座は温かい保温式の温水洗浄便座は、冬はとても助かりますよね。しかしながら、電気代が増える要因にもなります。まずは便座と温水の設定温度を低温にしましょう。低温でも十分すぎる程温めてくれます。また、使用時以外フタを必ず閉めるようにしましょう。フタが開いていると、あたため機能が働いてしまいます。使用しないときはしっかりフタをしないと、ひたすら温め続けてしまうかもしれません。同居する家族がいるなら、フタを閉めることを家族で習慣にしましょう。(だいたいの便座は、使用時に数秒待っていれば座れる程度には温まりますし、弊害は皆無でしょう。) また、ポットや炊飯器の保温機能も電気代がかさむ原因になるので、少しだけごはんを残している程度であれば食べ切るか、ラップにくるんで冷凍するなど、早めのアクションが良いでしょう。
湿度を上げる工夫をする

湿度が上がると体感温度が上昇すると言われており、風邪予防にもなりますよね。加湿器で湿度を上げたり、洗濯物を部屋干しにすることも効果的だと言われています。入浴後は浴室のドアをあけて他の部屋に湿気が行きわたるようにするとよいでしょう。また食事においては、リビングで鍋でもやれば湿度も上がるし身体も温まるし、最高です。
ちなみに、 加湿器にはヒーター式、気化式、超音波式とそれらが合体したハイブリッド式などいくつか種類がありますが、ヒーター式は加熱をして蒸気を出すため電気代が比較的高い一方、その分殺菌効果が期待できるため、衛生的に使えます。 気化式はフィルターを水で湿らせ、フィルターから水分が気化することで加湿される感じの仕組みになっています。ヒーター式よりは電気代が少なくなりますが、フィルターを濡れたままにすると、カビや雑菌が生える原因になりますので、こまめにお手入れする必要があります。 超音波式は、タンクの水を微細振動により霧状にして空気中に放出するタイプのもの。加熱をしないので、電気代は安めです。ただし煮沸による殺菌効果はないため、こちらもこまめにお手入れをする必要がありますね。加湿器は電気代だけでなく、設置場所や使う人により使い分けることを推奨します。
家族仲よく過ごしましょう

家族が一つの部屋で過ごすことで、ひとつの暖房器具を共有することができます。また、照明、テレビ、ゲームなどの家電製品も共有する時間が増えるため、それぞれが別々の部屋で過ごすよりも消費電力を大きく減らすことができ、節約につながります。これはかなり効果が大きく、コタツにみんなで入っていれば他の暖房器具は一切使わなかった、なんて日もあります。ぜひ実践してほしい節約術のひとつです。
家族で節電習慣を身につける
家族が同居している場合、節約は一人でやるよりも家族みんなでやることで効果はさらに大きくなります。ここまで紹介した6つの節約術を家族みんなで共有しておき、日が暮れるころには厚手のカーテンを引いておく、照明はこまめに消す、扉は開けたら閉める、外出や就寝時には早めに暖房を切る。といった節約を習慣付けて冬の光熱費をうまーく節約しましょう。
さいごに
いかがでしたか?
これらすべてを完璧にこなす必要はありません。
頭の片すみに入れておくだけで、節約につながりますよ。
浮いたお金で、おいしい鍋でも食べて下さい。
親父がおすすめするコスパ最強の暖房器具をざざっと紹介して終わります。
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